サッカーくじ、トラブル続きで発売中止

【2007年5月15日】 東京新聞によると、サッカーくじ(toto)を発売する日本スポーツ振興センターは5月14日、そのくじの一種で1等最高当せん金6億円がかかる「ビッグ」の購入希望者の殺到で購入できない状態が続いたことを受けて、5月15日の販売を中止することを発表した。5月16日以後の発売のめども立っていない。

サンケイスポーツによると、「ビッグ」は2006年11月以後12回連続で1等当せん者がおらず、5月12日と13日の14試合を対象とした「第277回ビッグ」のくじでも1等の当せん者がいなかった。その為次回・第278回の繰越金は14億9379万7800円となり、1等最高当せん金6億円が3口程度出ることも考えられる。この第277回の発売締切日である5月12日午前中に購入者が殺到してコンピューターシステムのトラブルが発生。このため主催者は一旦第278回分の発売をシステム増強のために発売休止とした上で、5月14日は午前8時から午後6時の時間限定で発売し、15日以後は通常発売とすることを決めた。

スポーツニッポンによると、その後も注文が殺到したためコンピューターシステムが対応し切れなかったため14日夜からその改善作業を行っているが、「短期間では改善できない」として5月15日の発売を取りやめることを決めた。

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