コンゴ民主共和国、国家公務員のスト続く

【2005年9月17日】

コンゴ民主共和国の位置

コンゴ民主共和国でストが広がり、国の行政機構を麻痺させている。15日のデジタル・コンゴによれば、労働争議への対応に不満を持つ公務員が、すでに9月5日から行われていた教員のストに加わっている。

コンゴ民主共和国国家公務員組合は12日に声明を出し、9月14日からの怠業を呼びかけていた。これにより、教員組合のストに国家公務員が合流した。

組合は、組合からの要求が政府によって考慮されていないことに抗議している。

国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUC)は13日のフランス国際ラジオ(RFI)の報道を伝えている。それによると、教員は給与水準の引き上げを求めて無期限ストを行っている。教員組合と昨年の政府との合意では月額208米ドルが保障されていたが、実際には月額20米ドルに交通費10米ドルしか支給されていない。

MONUCが地元紙の報道として6日伝えたところによると、コンゴ民主共和国国内のふたつの大きな教員組合がストに参加している。フランスに本拠をおくラジオ局「アフリカ・ヌメロ1」は、6日、私立学校は授業を行っているが、公立学校では授業が行われていないと報じた。

MONUCによれば、13日、フランス国際ラジオ(RFI)は、キンシャサで生徒たちが教育省に補講を求める抗議デモを行ったと伝えた。

フランス語版ウィキニュースからの翻訳に基づきます。

出典


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