ケニアのマラソンランナー・オツオリ氏交通事故死

【2006年9月1日】 産経新聞によると、ケニア出身のマラソン選手で重川材木店陸上競技部総監督のジョセフ・オツオリ氏が、ケニア帰国中の8月30日午後7時(UTC+2、日本時間31日午前1時)ごろ、交通事故のため亡くなった。37歳だった。

重川材木店社長の重川隆広氏は「別のケニア人の選手がオツオリ氏の夫人から聴いたところ、自動車を運転中にバスと衝突して死亡した」と話した。

産経と読売新聞によると、オツオリ氏は1989年に箱根大学駅伝山梨学院大学の一員として出場し、「花の2区」の区間賞を取った。外国人留学生としては初めての出場であった。以後3年連続して同賞を取ったほか、4年生の時にも初の総合優勝に貢献した。その後はトヨタ自動車陸上部や母国の指導者などで活躍した後、2004年に現在の重川材木店に移籍した。

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