キューピーが輸入した冷凍ブロッコリーから虫ピン

【2008年11月26日】

ブロッコリー(資料)

産経新聞によると、調味料メーカーのキューピーは11月25日 (UTC+9)、メキシコから輸入した冷凍ブロッコリーから3センチ程度の虫ピンのような金属が混入していた事を明らかにした。

読売新聞によると、高松市にある小学校の調理場で同日、解凍していたブロッコリーの袋などから虫ピン2本が見つかり、連絡を受けた高松市がこのブロッコリーを配送した同市内の給食センターや小中学校に連絡したところによると、同市内の別の小学校でも調理場の排水溝から虫ピン1本が見つかった。高松市ではこのブロッコリーの使用中止を決め、香川県警・高松北警察署等に被害届を出した。

両新聞がキューピーからの発表として伝えたところによると、問題の商品は賞味期限が2010年2月8日と同年3月1日の「業務用・スノーマンブロッコリー(ミニフローレット)」500グラム。メキシコのマーブラン社からの輸入品で、同国内の工場で今年の8-9月に製造され、その後キューピーの子会社の倉庫で一旦保管された後に20袋入りのダンボールごとに出荷されていた。なお一般向けには流通されていない。キューピーはこの商品3258ケース(うち2010年2月8日期限が1615ケース、同3月1日期限が1643ケース)を回収することを決めた。

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