ガトリンの記録、9秒77に訂正
【2006年5月18日】
17日、国際陸上競技連盟(IAAF)は、カタール・ドーハで12日に開催されたIAAFスーパーツアーミーティングの男子100m走決勝で、アメリカのジャスティン・ガトリン選手の記録9秒76を、9秒77に訂正し、世界新記録ではなく、世界記録タイであったと発表した。9秒77は昨年、ジャマイカのアサファ・パウエル選手が出した記録と同じである。
朝日新聞によれば大会での計時を請け負ったスイスの時計メーカー・ティソからの報告で判明した。
サンケイスポーツによると、この競技は電子計時により計測が行われたが、それによればガトリン選手のタイムは9.766秒であった。この場合、IAAFの規定では小数第3位を切り上げて9.77秒とすることになっているが、誤って切り捨ててしまい、9.76秒としていた。
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編集- ジャスティン・ガトリン、100m9秒76の世界新記録 - 2006年5月13日
出典
編集- 『千分の1秒台読み違い ガトリンの世界新、幻に』 — 朝日新聞, 2006年5月17日
- 『【陸上】ガトリンの世界新記録は計時ミスで“幻”に…』 — サンケイスポーツ, 2006年5月17日