カナダのマニトバ州で、BSE感染牛を確認
【2006年7月4日】
4日、カナダ食品検査局(CFIA)は、マニトバ州で牛海綿状脳症 (BSE) 感染牛を確認したことを発表した。これは先月30日にマニトバ州で交雑種肉用牛において感染が疑われる牛が見つかり確認をしていたもので、カナダでのカナダ産の感染牛の確認は6例目となる(輸出入牛を入れると8例目)。なおカナダでは1月、4月にも確認されており今年3例目となった。
この牛は少なくとも15才で1997年の飼料規制以前に生まれたとしている。また農業情報研究所によればカナダにおいては現在まで感染牛の多くがアルバータ州で確認されており今回の確認されたマニトバ州では初。
出典
編集- 『カナダ生まれの牛の狂牛病7例目確認 米国のサーベイランスの有効性が疑われる』 — 農業情報研究所, 2006年7月4日
- 中西庸記者 『カナダで6例目の狂牛病の発生を確認』 — livedoorニュース, 2006年7月4日
- "BSE CONFIRMED IN MANITOBA COW"。Canadian Food Inspection Agency、2006年7月4日。