オープンしたてのドイツの蝋人形館でヒットラーの人形壊す

【2008年7月6日】

在りし日のアドルフ・ヒットラー(1938年 資料)

朝日新聞によると、ドイツ連邦共和国ベルリンに7月5日(現地時間)オープンしたばかりの博物館「マダム・タッソー蝋(ろう)人形館」に展示されていたアドルフ・ヒットラー(ヒトラーとも)の人形の首を入場者がもぎ取るという事件があった。

朝日新聞と時事通信によると、現地の警察の調べでは、41歳の男がロープで仕切られた展示物に入り込んでヒットラーの人形の首の部分を折って、係員ともみ合いになった。この男はヒットラーの蝋人形を展示する事に反対していたという。

読売新聞によると、この蝋人形館の近くにはナチス軍によって虐殺されたユダヤ人を追悼する施設があり、ナチスに反対する団体も「ヒットラーを展示するのは悪趣味だ」と批判しているが、蝋人形館側は「ヒットラーはドイツの歴史の一部なので、展示しなければ歴史の美化になる」と反論していたという。なおフランス通信(AFP)とNHK衛星第1放送によると、この後ヒットラーの人形は修理のために撤去されているが、再展示をするかは未定であるという。

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