オリックス・中村監督辞任 リーグ戦不振の責任
【2006年9月29日】 神戸新聞によると、日本プロ野球・オリックスバファローズの中村勝広監督が2006年シーズン限りで辞任すると9月27日の神戸・スカイマーク球場での東北楽天イーグルス戦終了後の会見で明らかにした。
中村氏は2005年指揮を執った後病気のため辞任(その後死去)した仰木彬氏から監督を受け継ぎ、清原和博(前・巨人)や中村紀洋(元近鉄)らを補強し注目されたが、5月以後低迷が続いた。中村氏は8月に楽天戦3連敗を喫した段階から「気持ちが揺らいできた」と話し、更に9月の北海道日本ハムファイターズ戦3連敗の時に辞意を固めたいう。会見では「30近くの負け越しがあるのでけじめをつけたい。力不足だった」とコメントしている。
またデイリースポーツによると、オリックスの小泉隆司球団社長は9月28日、マスコミに対し「チーム状態をよく知っていて欠けている面を補う人が次期監督に求められる」と説明。外国人監督やゼネラルマネージャーの復活なども計画しているという。またスポーツニッポンの報道では次期監督の有力な候補として、デーブ・ジョンソン氏やジム・コルボーン氏らの名前を挙げている。オリックスは2002年に石毛宏典氏が辞任してから5年連続で監督交代が続いている。
出典
編集- 神戸新聞WEB NEWS 『オリックス中村監督が辞意』 — 神戸新聞, 2006年9月28日
- デイリースポーツonline 『オリックスは外国人監督も視野に』 — デイリースポーツ, 2006年9月28日
- スポニチAnnex まるごとオリックス(大阪本社) 『Bs中村監督が辞任…“迷走”5年連続の交代劇』 — スポーツニッポン, 2006年9月28日