オランダ、スキポール空港で不発弾発見

【2005年10月8日】

第二次世界大戦時の不発弾1発がオランダアムステルダムスキポール空港で発見され、6日木曜日の同空港の運行に大きく支障を来たした。爆弾に近い滑走路1本が閉鎖され、全便に影響が出た。この日は濃霧があり、そのために運行の遅れはいっそう大きなものになった。

AP通信によると、発見された爆弾は255kgのものが1発。爆弾を発見したのは、空港から5km離れたファイフハウゼン (Vijfhuizen) から来ていた労働者たちだった。

オランダ国内交通局 (ANWB) によると、「爆弾は振動に弱く、固定した場所におかれておらず、おそらくはまだ爆発する可能性がある」。

付近の道路は閉鎖され、何軒かの家から住民の避難が行われた。

スキポール空港はオランダの主要空港であり、ヨーロッパでも最大級のハブ機能を持つ空港である。合併したKLMオランダ航空とエールフランス航空のオランダ部門がハブとして利用している。

第二次世界大戦から60年が経った今でも、オランダでは、各地で当時の爆弾や地雷が毎週見つかっている。今年4月には、漁船が網に掛かった不発弾を甲板に引き上げたところ爆発し、乗組員3人が死亡した。

英語版ウィキニュースからの翻訳に基づきます。

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