エジプトのリゾート地で爆発、死者多数

【2005年7月23日】

エジプトの位置

現地時間の23日早朝、エジプト・シナイ半島の紅海沿いの複数のリゾート地で少なくとも4つ、おそらく7つの爆発が起こり、少なくとも30人が死亡、100人以上が負傷した。

爆発のひとつは、現地時間午前1時にシャルム・エル=シェイクの市場で起こり、15分後に2つの爆発が近くのリゾート地ナーマ湾で起こった。報道によれば爆発はホテルの外で起こった。ある証言者はAP通信に4つ星ホテルのガザラ・ガーデンズが「完全に焼け落ちた」と語った。

昨年10月には、34人が、今回の現場に近いエジプトのタバで爆発事件のため死亡している。タバはイスラエルからの観光客に人気のあるリゾート地である。このため、当局は今回の爆発はイスラエル・パレスチナ間の緊張にかかわるものとして非難している。

爆発による死者

地元の警察によれば少なくとも30人が死亡、100人以上が負傷した。BBCの報道によれば、少なくとも49人が死亡した。ロイター通信社報道局は、現場にいた複数の医師が、負傷者の多くは危険な状態にあると語っていると伝えた。またロイターでは爆弾はおそらく車に仕掛けられていたと報じた。死亡者の中には、イギリス人、フランス人、スペイン人、オランダ人、カタール人、クウェート人、エジプト人が含まれているとAP通信が伝えている。


出典


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