エジプト、インド、フランスで新たにH5N1型ウィルスを検出
【2006年2月23日】
CNN、ロイターによると、エジプト、インド、フランスで相次いでトリインフルエンザのH5N1型ウイルスがはじめて検出された。
CNNによると、17日、国際連合食糧農業機関 (FAO) のエジプト担当者が、カイロなどで、鶏や七面鳥からH5N1型ウイルスが検出されたと述べた。朝日新聞によれば、動物園で死んだ鳥6羽からこのウイルスが発見されたとして、8つの国立動物園が閉鎖された。
ロイターによると18日、インドで初めて鶏からトリインフルエンザのH5N1型ウイルスが検出された。発見されたのは、インドの西部、マハラシュトラ州。日本経済新聞によると、同国保健省は19日、「人間への感染は起きていない」と初期検査の調査結果を発表した。
読売新聞によると、フランスでは農業省が18日、中東部のアン県ジョワイユの湿地で死んでいた野生のカモ1羽がH5N1型ウイルスに感染していたことを発表した。フランスでは政府が90万羽の家禽に対し予防接種を行う予定である。
出典
編集- CNN/AP 『エジプト、鳥インフルエンザ感染を初めて確認』 — CNN, 2006年2月18日
- 『インドとフランス、初の鳥インフルエンザ感染を確認』 — ロイター, 2006年2月19日
- 山田剛 『インド保健省、鳥インフルエンザ「人間への感染なし」』 — 日本経済新聞社, 2006年2月20日
- 『カモが鳥インフルエンザに感染、仏でH5N1型確認』 — 讀賣新聞社, 2006年2月19日
- 『鳥インフルエンザ、動物園で感染 全園閉鎖 エジプト』 — 朝日新聞社, 2006年2月19日