ウオッカ、64年ぶりにダービー牝馬に

訂正:この記事において、当初「第74回日本ダービーは5月28日に開催」と報じていましたが、「第74回日本ダービーは5月27日に開催」との誤りでした。お詫びして訂正いたします。2017年3月12日 (日) 08:57 (UTC)


【2007年5月29日】

64年ぶりのダービー牝馬に輝いたウオッカ(GFDL)
ウオッカに騎乗し、見事ダービー初優勝を決定した四位洋文騎手。観覧された皇太子殿下に敬礼する。(GFDL)

日本経済新聞によると、日本中央競馬の祭典「東京優駿・第74回日本ダービー」が5月27日、東京競馬場の芝コース2,400mで争われ、このレースで牝馬として唯一参加したウオッカが、2分24秒5のタイムで、牝馬としては64年ぶりのダービー馬を獲得した。時事通信とスポーツニッポンによると、ダービーにおいての牝馬優勝は、1937年のヒサトモ、1943年のクリフジに次ぐ3頭めの快挙で、またデイリースポーツによると優駿牝馬・オークスの開催が秋から春に繰り上がった1953年以後のダービーで牝馬が優勝するのも初めてだった。

日経によると、今回のレースはアサクサキングスが先行する展開だったが、直線に入りウオッカが追い上げ、そのまま逃げきっての優勝となった。時事通信によると、ウオッカに騎乗し、ダービーを初優勝した四位洋文騎手は「桜花賞では悔しかったのでその分もお返ししたかった。歴史的な名馬に騎乗できてうれしかった」と喜びを爆発させている。またウオッカの父であるタニノギムレットも2002年の同競走を優勝しているため、親子2代のダービー馬となった。

また時事通信によると、このレースには皇太子徳仁親王殿下安倍晋三内閣総理大臣が観覧に訪れた。

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