ウィキニュース:現在進行中のニュース

この文書は草案です。内容は参考にすべきものですが拘束力はなく、今後改訂される可能性もあります。内容に関する議論はトークページで行っています。

この記事では「現在進行中」のニュースの扱い、書き方について説明します。

ウィキニュースでは、原則として、続報は違う記事で書きます。すでに公開されている記事に編集加筆して、訂正することはしません。ですが、いくつかの出来事では、記事を公開後も編集を行うことがあります。断片的な情報が次々に入ってくる場合、それぞれを記事にするより、ひとつにまとめたほうが便利です。これを「現在進行中のニュース」と呼んでいます。

「現在進行中」のニュースには専用テンプレート{{現在進行中}}を貼ります。

Breaking news この記事は現在進行中のニュースを取り扱っているものです。新しい情報があれば情報源を明記した上で加筆してください。また、正確な情報を書き込むようにしてください。
注意)なお、断片的な情報が連続的に入ってくるため、現時点では未確認の情報が含まれている可能性もあります。
最終更新:2016年4月4日17時35分 (UTC)

これは次のような目的でなされます。

  • 読者に、情報が急報であることを示す。
  • 読者に、十分に査読されていない情報がある可能性があることを示す。
  • 投稿者に、記事が公開中であることを強く示す。
  • 投稿者に、記事が大幅に編集可能であることを示す。

時刻は、チルダ5つを書いてセーブ時に置換します。新たに編集を加えた際に、時刻を変更することをお忘れなく。


どんなときに「現在進行中」のニュースとして扱うか

編集

現在進行中のニュースとは、現在進行中であるか、または情報が断続的に入ってくる場合に用います。具体的には次のような場合です。

  • 災害、事故などで、発生後、次々に新しい情報が入ってくる場合
  • 進行中の行事などで、次々に新しい情報が入ってくる場合

現在進行中のニュースに限り、記事を書いてから、査読を経ずに公開してもかまいません。これは、読者に情報を早く伝えるためです。査読を経ない場合、事前のチェックはいつも以上に十分に行ってください。誤りに気がついた場合は、すぐに取り除いてください。

大規模な変化があった場合には、現在進行中のニュースとされている記事を書き換えるより、あらたな記事をかきおこしたほうがよい場合もあります。後から公開された記事がある場合には、古い記事からは「現在進行中のニュース」タグを取り除いてください。

事故直後などに「現在進行中」のニュースとして公開した記事は、数時間更新がない場合、「現在進行中」タグを取り除きます。台風の被害状況のような場合には、1日くらいの余裕をみてもかまいません。

目安としては、初版が公開されてから24時間以上経過している場合には、新しい記事に判明した状況をまとめたほうがいいでしょう。

「現在進行中」のニュースの編集

編集

現在進行中のニュースは公開されており、多くの読者や投稿者が関心をもっているおり、新しい情報が次々に入ってきます。このため、通常の記事の編集に加え、いくつかの注意事項があります。これは、いくつかの記事の編集からウィキニュース記者が学んだ経験に基づいています。この注意事項を守ることで、時間の制約のなかで、効率的に、編集とチェックという共同作業を行うことができます。

セクション編集を用いる

編集

セクション編集を使うことで、編集競合を避けることができます。また、普段は「情報源」欄にまとめている情報源を、セクションのなかに書くこともできます。こうした工夫で、編集競合を避けるだけでなく、チェックが効率的に行えます。セクション内に書いた情報の出所は、できれば情報源欄に書き直しておくとよいでしょう。

情報源をわかりやすくする

編集

記事に新しい編集を加えるときには、要約欄にも情報源を明記します。すでに情報源欄にある資料を参照した場合も、新しい情報源を用いた場合も、同様です。要約欄の情報源は「朝日」「気象庁×時発表」のように簡潔な記載でかまいません。

情報源欄に新しい資料を追加するときには、情報源欄の一番下に追加します。またコメントアウトの形で追加であること・どの部分への資料であるかをわかるようにすると便利です。

工事中テンプレートを用いる

編集

工事中テンプレートを用いることで、他の投稿者にしばらく編集を待ってもらうように知らせることができます。これは、特に、公開前の準備段階でお勧めです。これにより、編集競合や記事の重複を防ぐことができます。テンプレートには代替の目安として、所要時間を書き入れます。記事の重複を防ぐには、メインページや編集室の表示を更新して、すでに作業のはじまった記事があることを周知するとよいでしょう。

連絡を取りながら編集を行う

編集

要約欄を活用してください。情報の出所と簡単な内容を書いてください。ノートページで作業を分担するのもよいやりかたです。

IRCで連絡を取りながら編集を行うことができます。とくに英語版など、他の言語の記者と共同作業するときには、IRC は有効です。

その他の注意

編集

日付テンプレートは、記事を公開した時点で固定します。「現在進行中」のニュースとして編集中に、日付が変わった場合も同様です。 続報が入ってこなくなった時点で、「現在進行中」のテンプレートをはずします。初版から相当の時間がたっている場合も同様です。

見出しの内容が記事の内容と大幅にずれているようなら、見出しを変更します。移動機能を使って、記事の見出しを変更してください。記事の移動にはログインする必要があります。公開後、記事の見出しを変更したときには、以前の見出しをウィキニュース:削除してはならないリダイレクトページに載せます。

査読を経ずに記事が公開されていることに留意してください。記事に新しい編集を加えるのと同様、著作権侵害や事実の誤りがないかどうかをチェックするのも大事な作業です。著作権侵害が行われた場合、侵害のあった版の前のものにただちに差し戻してください。または削除依頼に出し、侵害の含まれていない材料を代替記事にまとめ、書きあがったら、前のものといれかえてください。記事の加筆に一段落ついたら、通常の査読と同じ手順で落ち着いてチェックするとよいでしょう。

報道したことに重大な誤りが含まれていた場合には、お詫びを含む訂正記事を書くことを考えてください。現在進行中のニュースでは、テンプレートにより、記事が誤りを含んでいる可能性が通常より大きいことを告知しています。けれども、固有名詞の取り違えや、人の生死を間違えるような場合、記事の訂正だけでなく、別個にお詫びを出すことを考えてください。


これは素案です。意見はノートにお願いします。