インドネシア・スマトラ島で大地震、死者1100人を超える

【2009年10月2日】

読売新聞によると、9月30日午後5時15分ごろ(UTC+7)、インドネシアスマトラ島沖を震源地とするマグニチュード7.6の地震が発生し、多数の被害が出ている。

また、同国のカラ副大統領の発表として、少なくともこの地震で75人が死亡が確認されたほか、同島の都市・パダンでホテルや学校などの建物が崩壊していると読売新聞は伝えている。

CNNによると、この震災について国連の人道問題担当・ホームズ事務次長は10月1日、少なくとも1100人は死に、数百人が怪我をしたという見解も示しており、また瓦礫(がれき)の下には依然として数千人が生き埋めの状態になっている恐れがあり、今後情報が入るにつれて、死者が更に増えるのではないかと話した。被災地では通信・交通の手段が寸断され、停電も続いている上、大雨の影響もあり捜索が難航している。

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