イチロー選手がマリナーズからヤンキースへ電撃移籍

【2012年7月24日】

マリナーズ時代のイチロー選手(2009年)(CC BY-SA 2.0)

時事通信によると、アメリカ大リーグマリナーズ7月23日UTC-7)に、イチロー外野手(38歳、本名:鈴木一朗)が交換トレードヤンキース移籍したと発表した。トレードの交換相手として、ヤンキースからマリナーズには若手投手2人が移籍した。

産経新聞によると、大リーグ機構の公式サイトにおいても今回のトレードを伝えた。

時事通信によると、イチロー選手は同日のヤンキース対マリナーズ戦に、ヤンキースの8番・右翼として早速出場を果たした。背番号は31を付け、第1打席で移籍後初安打を記録した。

時事通信によると、今回のトレードは、イチロー選手自らが要望したもので、当地で記者会見を開いたイチロー選手は、「20代前半の選手が多いこのチームの未来に、僕がいるべきではない。僕自身も環境を変えて刺激を求めたいという強い思いがあった。そうであるなら、できるだけ早く去ることがチームにとっても僕にとってもいいことだと判断した」と今回のトレードによる心境を語った。

時事通信によると、イチローは2001年日本プロ野球オリックスからマリナーズに移籍。大リーグ1年目から10年間続けてシーズン200安打をマーク、更には10年間続けてオールスター戦へ出場を果たし、ゴールドグラブ賞も受賞している。その他、ア・リーグ最優秀選手を1度、首位打者を2度、盗塁王を1度獲得している。2012年シーズンは6月にメジャー通算2,500本安打を達成したものの、7月22日時点では打率2割6分1厘にとどまっていた。産経新聞によると、2012年でマリナーズとの契約最終年を迎えていたため、去就が注目されていたという。

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