アンゴラでコレラが流行、1,300人以上が死亡

【2006年5月21日】

アンゴラの位置(資料)
コレラ菌(資料)

アフリカのアンゴラで、今年2月に政府がコレラの発生を発表して以来3ヶ月、感染は拡大し、読売新聞によれば、19日までの死者は1,300人を超え、同国18州の内11州、感染者数は約3万6,000人にまで広がっている。

国境なき医師団(MSF)によれば、2月13日にアンゴラの首都ルアンダの貧困地区で最初のコレラの症例が確認され、同国政府は公式にコレラの発生を宣言した。朝日新聞によれば同国の感染者の半数はルアンダに集中しているという。コレラの流行の要因は、飲料水の供給体制や、トイレ(下水設備)、ゴミ収集などの衛生環境に大きな問題があり、感染が拡大した。

世界保健機関 (WHO) の発表によれば、アンゴラ18州のうち、11州で流行しており、中でもルアンダ州に51%、ベンゲラ州に21%の患者が集中している。毎日600人近い人数の新たな患者が確認されている。アンゴラ国立公衆衛生検査所はO1型コレラ菌稲葉型を確認した。

なお、WHOの発表によれば、スーダン南部でもコレラが流行し、5日現在死者516名、患者1万3,852名を数えている。

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