アラブ首長国連邦、カタールの天然ガスの購入量の増加を希望
【2006年2月19日】
ガルフタイムスによると、アラブ首長国連邦 (UAE) は来年、今年より多くの天然ガスを、カタールから輸入したいという希望を持っている。
UAEを構成する首長国のひとつアブダビの政府が51%出資している石油会社ドルフィンイナジーは、来年天然ガスを今年よりも1日あたり12億立方フィート(3,400万立方メートル、およそ33億米ドル)多く購入する予定であるとして、現在売り手を捜しているが、パイプラインの通っているカタールからの購入を特に希望している。カタールの天然ガス埋蔵量は現在世界第3位で、現在エネルギー輸入国を分散化して安定供給を図ろうとしているヨーロッパ諸国へ供給するため、エクソン・モービル、ロイヤル・ダッチ・シェルなどの企業が同国と契約を結んでいる。
出典
編集- Al Hilal Publishing & Marketing Group "UAE may buy more Qatar gas"。TradeArabia Web Services、22006年2月15日。
- "U.A.E. Seeks to Trump Competition Chasing Qatari Gas (Update2)"。Bloomberg L.P.、22006年2月13日。
- "UAE keen to buy more natural gas from Qatar"。Gulf Times Newspaper、2006年2月14日。