アメリカ東部で記録的な熱波
【2006年8月4日】
アメリカ東部で、1日から2日にかけて記録的な熱波に見舞われ、各地で最高気温の記録を更新した。
日本経済新聞によれば、ニューヨーク市のラガーディア空港で華氏102度(摂氏38.9度)を記録した他、セントラルパークで華氏96度(同35.5度)を記録した。ニューヨークで華氏100度(同37.8度)を突破したのは約50年ぶりだという。
冷房による電力使用量の増大に対応して自由の女神像のライトアップを減らしたり、屋外コンサートを延期する(CNNによる)などの影響が出ている。
また時事によれば、翌3日もニューヨーク市で気温が上昇、マンハッタン島一部で電力が削減され、冷房を使えない等の影響が出た。アメリカ気象庁 (NWS) では、ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州に異常高温警報を出した。
なおアメリカでは西部のカルフォルニア州で7月中旬から2週間以上に渡り熱波に襲われ、多数の死者が出たばかり。
出典
編集- 『NYで50年ぶりの猛暑、冷房など省エネ呼び掛け』 — 日本経済新聞, 2006年8月3日
- 『熱波が米東部に 観光客や住民を直撃』 — CNN, 2006年8月3日
- ロイター 『米カリフォルニア州、記録的な猛暑が緩和』 — yahoo NEWS, 2006年7月30日
- 時事 『NYなどに異常高温警報=電力需要ピーク、冷房ストップも−米』 — Yahoo!ニュース, 2006年8月4日