アメリカ人女性が自分の名前を「CutoutDissection.com」と改名
【2008年10月17日】
アメリカ合衆国ノースカロライナ州アッシュビル出身、バージニア州に在住の女性が自分の戸籍名をCutoutDissection.com(カットアウト・ディセクション・ドッド・コム)にする改名を行ったことが判った。改名前の名はジェニファー・ソーンバーグ。2008年10月に解剖実験に反対するため、反対を表明するホームページに繋がるURLに変更した。「カットアウト」「ディセクション」とは日本語で「切断」「解剖」を意味する。簡略名はカットアウトだが、親族・知己の者は以前の名であるジェニファーの呼称を依然として使用している[1]。
概要
編集2008年現在、カットアウト(旧名ジェニファー)はインターンとしてバージニア州の動物保護団体PETAに勤務している。この勤務先のウェブサイトのURLが改名後の戸籍名である。ウェブサイトでは解剖実験反対を表明しており、カットアウトは自分が自己紹介の際にURLを発言することにより、より多くの人々がウェブサイトに接続し、内容について知りたくなると考えた[1]他、自分の名前を新しく知り合った人に何度も繰り返すことにより、自分の名が何を意味するのか、ウェブサイトに接続して確かめて貰うのが狙いであると語った[2]。
解剖実験に初めて不快感を持ったのは学校の授業でニワトリの解剖の課題を出されたときで、その後学校側に解剖実験に反対する生徒が別の実験課題を選べる制度を導入させた[1]。
カットアウトの父親は娘のこの行為について、「娘は自分にとってずっとジェニファーであるが、信じられないかもしれないが自分は娘のことをよく理解し尊敬している」と語っている[2]。