アメリカ・コネチカット州の小学校で銃乱射、26人が死亡

【2012年12月16日】

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共同通信時事通信によると、アメリカ東部コネチカット州ニュータウンサンディフック小学校で現地時間(東部標準時UTC-5)14日午前(日本時間(UTC+6)同日夜)に、男が校舎内でを乱射した。

時事通信が地元警察などの話として伝えたところによると、5歳から10歳にかけての子供20人と、同校の校長大人6人の計26人が撃たれ死亡した。容疑者の男は同校内で自殺しているのが見付かった。この事件に日本人が巻き込まれたとの情報は無い模様である。

時事通信によると、警察は、容疑者の身元を明らかにしていないものの、同国のメディアによれば、この男はアダム・ランザ容疑者(20歳)で、校舎内の2カ所の教室で銃を乱射するなどした後、最終的に自らの命を絶った。また、ランザ容疑者の母親がニュータウン市内の自宅で死亡しているのが発見されたが、この母親は、同校の教師であるとの情報もある。ランザ容疑者はまず母親を殺害した後、同校に向かったと思われる。NBCテレビによる情報では、犯行に使ったとされる拳銃2丁は、母親が合法的に購入し登録していた。ランザ容疑者には目立った前科は無い模様で、犯行の動機は明らかになっていないが、捜査当局は容疑者の兄(24歳)から事情聴取するなどすることで、事件の全容解明を進めることにしている。

共同通信によると、同国で発生した近年の銃乱射事件としては、2007年南部バージニア州バージニア工科大学で学生ら32人が犠牲となった事件(バージニア工科大学銃乱射事件)に次ぐ規模で、今回は子供20人が射殺される内容の前例のない事件であり、銃社会の問題点を改めて示す形となった。

時事通信によると、今回の事件を受け、同国のオバマ大統領は緊急記者会見を開き、事件の再発防止に向けた行動を約束した。

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