アメリカの証券会社 リーマン・ブラザーズが破綻
【2008年9月15日】
朝日新聞によると、アメリカの大手証券会社・リーマン・ブラザーズはニューヨーク現地9月15日未明(日本時間15日午後)、連邦破産法第11条の適用を申請する事を発表した。
リーマン社は2008年3月から5月期の決算で株式上場後初めての当期赤字を計上。また6月から8月期の決算でも2四半期連続赤字になる見通しを9月10日に発表。更にサブプライムローンの影響による関連損失も計上したが、更に損失の出る恐れのある不動産関連の資産も多数持っていたため、株価が急落していた。
また、日経新聞によると、先週の末からアメリカ連邦準備理事会や財務省を交えて、アメリカのバンク・オブ・アメリカやイギリスのバークレイズ等への買収を検討・交渉をしてきたが9月14日午後(現地)に決裂し、法的整理を余儀なくされたという。
出典
編集- asahi.com(ニューヨーク・丸石伸一) 『リーマン・ブラザーズ破綻、破産法申請』 — 朝日新聞, 2008年9月15日
- NIKKEI NET(ニューヨーク・財満大介) 『米リーマン、破産法申請へ 身売り交渉まとまらず』 — 日本経済新聞, 2008年9月15日
外部リンク
編集- 『AS PREVIOUSLY ANNOUNCED, LEHMAN BROTHERS HOLDINGS INC. FILED CHAPTER 11; NO OTHER U.S. SUBSIDIARY OR AFFILIATE, INCLUDING ITS BROKER-DEALER AND INVESTMENT MANAGEMENT SUBSIDIARIES, WAS INCLUDED IN THE FILING』 — リーマン・ブラザーズ・ホールディングス, 2008年9月15日 - 適用申請のプレスリリース。
- 『LEHMAN BROTHERS ANNOUNCES PRELIMINARY THIRD QUARTER RESULTS AND STRATEGIC RESTRUCTURING』 — リーマン・ブラザーズ・ホールディングス, 2008年9月10日(日本語訳) - 第3四半期決算見込みなどのプレスリリース。