ふるさと銀河線、最後の運転
【2006年4月20日】
朝日新聞によれば、北海道のふるさと銀河線が、20日、最終運行を行った。
ウィキペディア日本語版によれば、ふるさと銀河線は、北海道の北見駅と池田駅を結ぶ延長140.0kmの路線で、1910年に網走線として一部が、1911年に現ふるさと銀河線の全線が開業した。その後、網走本線、池北線を経て1989年に第三セクターの北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線となったが、経営が思わしくなく、十勝新聞によれば2005年4月21日に北海道ちほく高原鉄道が北海道運輸局へ、鉄道事業廃止を届け出いていた。
この日は臨時列車の「さよならふるさと銀河線号」が運行された。また、池田駅、本別駅、足寄駅、陸別駅など7つの駅で記念式典が行われた。最終列車は午後10時24分置戸駅発北見駅行きで、午後11時2分に北見駅に着くダイヤであった。
鉄道の廃止後は、代替バスが運行される。
出典
編集- 『北の大地駆け95年 北海道・ふるさと銀河線に幕』 — 朝日新聞社, 2006年4月20日
- 『銀河線、95年の歴史に幕…北海道』 — 讀賣新聞社, 2006年4月20日
- 『銀河線お疲れさま 7駅でお別れ式』 — 北海道新聞, 2006年4月20日
- 岩城由彦 『銀河線 95年の歴史に幕』 — 十勝毎日新聞, 2006年4月20日
- 共同通信 『ありがとう銀河線・最終日、住民ら名残惜しむ』 — 日本経済新聞, 2006年4月20日