【2005年8月24日】 秋葉原駅(東京都)とつくば駅(茨城県つくば市)間を結ぶ鉄道路線「つくばエクスプレス」が2005年8月24日開業した。1994年に着工以来、11年の歳月と8400億円の事業費を要した。沿線の自治体などが出資した第三セクター会社首都圏新都市鉄道が運営する。

つくば市はこれまで鉄道の乗り入れがなく、東京と結ぶ公共交通機関は、つくばからの高速バスか、近隣の荒川沖駅(土浦市)などを経由した常磐線の利用に頼っていた。

自動列車運転装置(ATO)によるボタンを押すだけの自動運転制御により、運転士のみのワンマン運転が行われ、最高時速130キロで、秋葉原駅とつくば駅間を最速45分で走破する。駅施設にはホームドアや転落防止柵などの安全設備が設置されている。日本の鉄道で初めての試みとして、電車内から無線LANでインターネットへ接続できる設備も備えるなど、最新技術がふんだんに導入されている。


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