「非常に強く懸念」コロンビアの武力衝突でUNHCRが警告
【2006年5月31日】
国際連合難民高等弁務官事務所 (UNHCR) の広報担当者、ロン・レドモンドはジュネーブで開かれた記者会見で記者団に対しコロンビア西南部のナリニョ県の北部山岳地帯プリカルパ地区の武力衝突で15人が殺害された事件について「犯行声明は無いが、殺害方法は非合法の武装組織によって行われた殺人と同一である」と述べ、殺害が武装組織によって行われたものであるとの認識を示し、ナリニョ県の治安状態について強い懸念を表明した。
27日前後に、15柱の遺体が近隣の村々からプリカルパの町に運ばれた。このうち5人は、26日の非合法組織との戦いで殺害されたものであり、他の10人も、同様に殺されていた。