「尾瀬国立公園」が誕生 - 29番目の国立公園に

【2007年8月31日】

尾瀬ヶ原と至仏山
(参考資料:2007年8月撮影、GFDL

30日付の官報によると、同日に「尾瀬国立公園」が誕生した。

同公園は日光国立公園から分離された尾瀬地域と、それに隣接する会津駒ヶ岳及び田代山・帝釈山周辺地域が併せられて指定されたもので、群馬県福島県新潟県栃木県にまたがる区域面積 37,200haの国立公園となる。

また、環境省によると、1987年に指定された釧路湿原国立公園以来20年ぶりの新たな指定で、日本の国立公園として29番目になる。

当日、現地では公園に設置される標識板の除幕式が行われ、出席した桜井康好自然環境局長(環境省)は同国立公園が国民に親しまれ発展することを期待する旨のあいさつを行ったことを産経新聞が同日伝えた。

この尾瀬国立公園の誕生に対して周辺自治体の檜枝岐村片品村などではイベントが催され、新潟県によると同月30日から31日には「尾瀬サミット2007」が開催される。

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