「大阪は醜い」と日本国外で—府などイメージアップへ
【2006年1月16日】
産経新聞によると、大阪府などで構成する「大阪ブランドコミッティ」が、日本国外で紹介されている観光ガイドブックなどを調査したところ、大阪を「醜い街」「ヤクザの中心地」などと紹介していることがわかったとして、イメージアップの取り組みを行うことになった。
大阪ブランドコミッティのホームページ「大阪ブランド情報局」の資料によると、国外22カ国・地域での観光ガイド、WEBサイトなどを調べたところ、アメリカの大手検索サイトでは「エレファントマンのような都市」「街は醜い」「心斎橋は(略)酔っ払い者が絶え間なく続く奇抜な通り」などと紹介。北野武さんが大阪でコメディアンを始めたという誤った記述も見られたという。また、英国の旅行ガイドでは、大阪は現代のヤクザの中心地と紹介され、刺青を入れた男性の写真が入っていた。
大阪ブランドコミッティでは、今年度末まで調査・分析を行い、今後、魅力ある大阪をイメージさせる紹介文の提供などを送って要請することを検討しているという。
出典
編集- 『大阪ブランド情報局』 — 大阪ブランドコミッティ, 2006年1月14日
- 共同通信社 『「大阪は醜い」誤解やで! 府がイメージアップ作戦』 — 産経新聞, 2006年1月13日
- 『大阪は醜いなんて誤解!! 府がイメージUP大作戦』 — スポーツニッポン新聞社, 2006年1月14日