「ジャスダック」証券取引所でシステム障害、午前中の売買が停止

【2005年8月29日】

新興企業向け株式市場であるジャスダック証券取引所(東京)で、29日朝、システム障害が発生し、すべての証券銘柄の取引が出来なくなったことが、各報道機関により報じられた。午後には復旧したが、午前中の前場の取引、立会外取引のすべてが停止した。

ジャスダックの発表によれば、午前8時46分以降、立会外取引が停止され、午前9時の前場取引開始寸前の午前8時56分、ジャスダック市場からシステム障害が報告された。報道を総合すると、同日はこれまで手作業で行っていた立会外取引の一部システム化の初日であったが、システム障害との関係は不明としている。当初は、復旧の開始時刻が発表されていなかった。このシステム障害によりおよそ300億円程度の取引に影響が出たと見られると報じられている。午後0時30分、後場の取引から復旧した。

各報道機関は、ジャスダックでのシステム障害は今年に入り3回目であるが、午前中の取引がすべて停止したのは初めてで、今年7月に売買の処理能力を増強した矢先であったと伝えている。

出典

 
Wikipedia
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