ウィキニュース:記事の書き方

ウィキニュース:WRITEから転送)

あなたも、ウィキニュースの記者です!「上野動物園で赤ちゃんパンダ誕生」というようなヘッドラインを下の枠の中に打ち込み、ボタンを押すだけで始めましょう。


新しいページが開きます。そこには編集を容易にするため、あらかじめ設定されたテンプレートだけが入っています。例えば、

  • {{日付}}テンプレート
    これは、正しい日付のカテゴリへ記事を置きます。{{日付|2005年7月3日}}のように設定しましょう。
  • == 情報源 ==の節
    この下に情報源を書きます。情報源を書くにはテンプレートを使います。
  • {{執筆中}}テンプレート
    これは、記事がまだ完成していないことを示します。

マークアップについてはウィキニュース:編集の仕方やWikipediaのHelp:ページの編集も参考にしてみてください。

非常に重要なステップ

ここに書いたステップは、記事を公開するために必ず通らなければなりません。しかし、そのすべてを全部一人でする必要はありません!手の空いた時に好きなだけ執筆すればよいのです。- 幅広い層からなる編集者のコミュニティがあなたの後を継いで記事に手を入れてくれるでしょう。

作成された記事はニュースといえるでしょうか?

内容についての指針を事前に確認して、ウィキニュースで取り上げる記事がどんな種類のものなのかご理解ください。

最初に

最初にメインページの最新のニュースと執筆中をチェックして、既に同じ内容の記事が書かれていないかを見てください。ウィキニュース:編集室も見て、既に誰かが書きはじめた記事がないか見てください。

もし、未知のニュースなら、上の枠を使って、新しい記事を作成してください。スタイルマニュアルのヘッドラインの項目を参照したり、既存の記事のヘッドラインを参考にしてください。

日付を付ける

必ず、記事の最初に日付を入れます。

{{日付|2005年○月○日}}

または

{{日付場所|2005年○月○日|場所}}

これは、ニュースの起こっている場所に現在実際にいて独自の取材をしている場合のみ使います。

そして、<!-- 記事の本文をここに書いてください -->の部分に記事を書きます。

書き込んだ日付に合わせたカテゴリが自動的に付きます。また、執筆中のカテゴリにリストアップされます。

ニュースのスタイルで記事を書く

ニュースの書式は、一定の統一性を保ちつつ、多数のニュース媒体の中で、常識と伝統と進化と研究を通して発展してきました。実用的な「ニュースのスタイル」を使って書くためのヒントはウィキニュース:スタイルマニュアルをご一読ください。

作成された記事は、ウィキニュース:中立的な観点に準拠していなければなりません。 - すべての側から公平にニュースを書き表すということです。複数の情報源を元に記事を書くといいでしょう。

情報源を明記する

ウィキニュースでは独自の取材以外では他の報道機関などで報道された情報を基にしてニュースを執筆することになっています。そのため、ニュース執筆に使った情報源を明記する必要があります。情報源の明記方法については大きく別けて次の2つの方法があります。

方法1: 本文内に情報源を明記する

情報源として参照した報道機関などの名称を本文中に記載する方法があります。例えば次のようになります。

  • 文頭に「AP通信によると…。」と書く。
  • 文末に「…とロイター通信が伝えた。」と書く。

方法2: refタグを用いて情報源を記す

refタグとreferencesタグを用いることで、情報源として参照した報道機関などを記す方法があります[注釈 1]。例えば次のようになります。

記述例「富士山頂で今年の初冠雪が確認された<ref name="wiki">{{情報源・ウェブ外|タイトル=富士山で初冠雪|著者=ウィキ太郎|発行者=ウィキ通信|日付=20xx年10月某日}}</ref>。」
表示例「富士山頂で今年の初冠雪が確認された[1]。」
このようにすると、情報源の節に<references />タグを置くことで次のように表記されます。
  1. ウィキ太郎「富士山で初冠雪」。『ウィキ通信』、20xx年10月某日。
  2. この方法で記事を書くとサンプル記事のように情報源元を情報源節で明記することができます。

    方法3: 「情報源」の節に情報源を記す

    記事の文字数がさほど多くなく、見通しが良い場合は、refタグやreferencesタグを使わず、情報源の節で出典を列挙する方法も使えます。以下のようになります。

    ウィキテキスト 表示
    富士山頂で今年の初冠雪が確認された。この冠雪は19xx年からの観測史上最も早い冠雪であり、気象庁は……
    
    == 情報源 ==
    * {{情報源・ウェブ外|タイトル=富士山で初冠雪|著者=ウィキ太郎|発行者=ウィキ通信|日付=20xx年10月某日}}
    * {{情報源・ウェブ外|タイトル=富士山の冠雪、観測史上初|著者=ウィキ二郎|発行者=ウィキ新聞|日付=20xx年10月某日}}
    

    富士山頂で今年の初冠雪が確認された。この冠雪は19xx年からの観測史上最も早い冠雪であり、気象庁は……

    情報源

    • ウィキ太郎「富士山で初冠雪」。『ウィキ通信』、20xx年10月某日。
    • ウィキ二郎「富士山の冠雪、観測史上初」。『ウィキ新聞』、20xx年10月某日。

    情報源のリスト

    記事を書き終わったら、次は、情報源をリストアップしてください。「情報源」セクションに情報源をリストアップすることで、他の人があなたの仕事をチェックし、記事を更新する手助けすることができます。

    記事を書くために参照した、すべての情報が網羅されている必要があります。あなたが情報源として挙げた情報で裏がとれない部分は、編集除去される場合があります!

    すべて== 情報源 ==の下に、下の例のように、記入します。

    上に書かれたようなスタイルで書くためには、情報源テンプレートなどを使ってください。次のように使います。

    *{{情報源
    |URL=
    |タイトル=
    |著者=
    |発行者=
    |日付=○○年○○月○○日}}
    

    それぞれの内容を "=" に続けて書きます。わからない項目は空欄のままにしてください。「著者」には情報源となった記事を書いた人の名前、「発行者」には新聞社や放送局の名前など団体名が入ります。

    インターネット上で日本語のものには「情報源・ウェブ」、欧文のものには「情報源・欧文」を使います。

    #方法2: refタグを用いて情報源を記すで紹介したようにrefタグを用いた場合は、「情報源」セクションに<references />と記載するだけでリストアップできます。

    的確なカテゴリとソートキーを付ける

    カテゴリを付ける

    すべての記事は、「最新のニュース」から外れてもすぐに見つけられるように、ひとつ以上のカテゴリ、及び地域、分野、トピックなどのサブページに、リストアップされる必要があります。

    次のように入力してください:[[Category:カテゴリ名]]。

    ひとつの[[Category:.....]]に入るカテゴリはひとつだけです。2つ以上のカテゴリを貼る場合には、[[Category:カテゴリ名1]][[Category:カテゴリ名2]]のようにします。たいていの記事には、地域と分野といった、2つ以上のカテゴリを付けることができます。

    詳しい付け方についてはウィキニュース:カテゴリの構成Help:カテゴリを参照してください。

    ソートキーを付ける

    カテゴリ分けを行ったらソートキーを付けます。ソートキーはカテゴリ内でページを見出しから探せるようにするもので、ウィキニュース日本語版ではソートキーを英数字とひらがなの50音順に付けます。この際、濁音半濁音は清音(例:かがみ→かかみ)に、拗音の小文字は大文字(例:とうきょう→とうきよう)にしてください。長音符(ー)は省略(例:らーめん→らめん)します。また、ハイフン(‐)、中点(・)、感嘆符(!)、疑問符(?)、かぎ括弧(「」)などの記号は記号が文章途中で使われている場合はその部分を半角スペースで代用します。半角スペースが不自然な場合は省略しても構いません。

    間違い
    1. ウィキペたん(ソートキー:うぃきペたん)
    2. ウィキペディア(ソートキー:うぃきぺでぃあ)
    3. ウィキペディア日本語版(ソートキー:うぃきぺでぃあにほんごばん)
    4. ウィキニュース日本語版「メインページが変わる!」:(ソートキー:ういきにゆーすにほんこはん「めいんへーしかかわる!」)
    適正
    1. ウィキペたん(ソートキー:ういきへたん)
    2. ウィキペディア(ソートキー:ういきへていあ)
    3. ウィキペディア日本語版(ソートキー:ういきへていあにほんこはん)
    4. ウィキニュース日本語版「メインページが変わる!」(ソートキー:ういきにゆすにほんこはん めいんへしかかわる)

    ソートキーは{{DEFAULTSORT:}}を使って記述します。(例:{{DEFAULTSORT:ういきにゆすにほんこはん めいんへしかかわる}})

    複数のカテゴリとソートキー

    複数カテゴリを付ける場合には{{Category-2}} - {{Category-15}}のテンプレートを使うことができます。このテンプレートを使うときははsubst:を付けて展開してください。例えば「上野動物園で赤ちゃんパンダ誕生」と言う日本、東京都、社会のカテゴリに属する記事であれば以下の様に書きます。また、テンプレート内で指定したカテゴリに対して同じカテゴリソートを付けることができます。テンプレートを使った場合は{{DEFAULTSORT:}}は使いません。

    例:{{subst:Category-3|日本|東京都|社会|うえのとうふつえんてあかちやんはんたたんしよう}}

    訃報記事についての注意

    訃報記事で使用する[[Category:訃報]]は複数カテゴリ用テンプレートでは使ってはいけません。訃報カテゴリはカテゴリソートを使って特殊な運用をしているためです。詳しくはウィキニュース:カテゴリの構成#カテゴリソートキーの訃報記事の例外を参照してください。

    書きあがったら

    うまく書けたと思ったら、{{執筆中}}をはずして、{{査読中}}に貼り直してください。自分の書いた記事には基本的に{{公開中}}を貼らないようにしましょう。

    逆に、自分がほとんど手を加えていない記事であれば{{査読中}}を{{公開中}}に貼り変える事が出来ます。査読のガイドラインウィキニュース:査読の手引きを参考に、情報源との整合性やおかしな文脈がないかなどを確認します。公開中のタグを貼ると、メインページの最新のニュース欄(左側)にリストアップされるようになります。

    現在進行

    内容が現在進行中の速報であり、続報が入り続けるものに関しては{{現在進行中}}を貼り付けてください。現在進行中のものは査読を行って{{公開中}}に貼りなおすこともできますが、続報が入り続ける間は公開後も加筆を行うことが出来ます。続報があまり入らなくなったら現在進行タグを外して、新たなる情報は新規記事として執筆しましょう。

    オプションのステップ

    執筆中の明示

    編集の競合を避けるため、大幅な改編を行うときなどは、先に{{工事中|''目安の所要時間(分)''}}を記事に挿入して保存します。編集が終わったら、剥がします。

    他の人に記事の現在の段階を明示するには、記事に適した編集段階テンプレートを記事の最後に入れてください。

    画像を加える

    記事には画像を加えることができます。もし今起こっている事件の画像がなくても、事件に関連のある地図や象徴的なマークといった何らかの画像が、読者の理解を助けます。

    ウィキニュース日本語版は独自の画像データを持ちません。その代わり、姉妹プロジェクトウィキメディアコモンズには10万点を超える豊富なメディアファイルが用意されています。記事に合う画像を考え、ウィキメディアコモンズで探してみましょう。すでにコモンズにある画像、サウンド、その他のファイルはリンクして、ウィキニュースで表示することができます。ウィキメディアコモンズの画像は被写体の種類別にカテゴリ分類されています。

    ウィキニュースの他言語版や、ウィキペディアなどの姉妹プロジェクトから探すのも一法かもしれません。それらに使われている画像ならば、コモンズに収録されているかも知れないからです。もしコモンズにまだ収録されていなくても、パブリックドメインまたはGFDLやクリエイティブコモンズ-帰属(CC-by)、クリエイティブコモンズ-帰属-同一条件許諾(CC-by-sa)のライセンスが明示されている画像であれば、コモンズにアップロードすることができます。

    ウィキメディアコモンズではパブリックドメインまたはフリーライセンスの画像を受け入れています。導入できる画像のライセンスについてはコモンズのライセンシングなどを参照ください。

    適切な画像がなければ、外部アーカイブサイトからの導入を考えてみましょう。外部サイトから画像を探すときには、リファレンスデスクここに掲載のサイトを調べてみてください。また、リファレンスデスクにも掲載されていますが、Flickrの利用もご検討ください。この写真共有コミュニティーサイトでは、一部がクリエイティブコモンズ-帰属(CC-by)ないしクリエイティブコモンズ-帰属-同一条件許諾(CC-by-sa)のライセンスの画像がアップロードされています。コモンズでもこのライセンスが利用できますから、同じライセンスでアップしてください。Flickrライセンス検索ユーティリティを使うと、適当なライセンスの画像を見つけ易いでしょう。もしくは、ウィキニュースで使えるようなライセンスに変更してもらえるように、Flickrにメッセージを残すことができます。デジタルカメラなどで自分で撮影した写真や、GIMPなどのフリープログラムで描いた自作の絵をアップロードすることもできます。

    どうしても適切な画像が見つけられないなら、ウィキニュース:編集室での写真依頼を考えてみましょう。


    注釈

    1. この場合は本文中に情報源の名称を記載する必要はありません。なお、この方法は2010年2月16日から正式に導入されました。

    関連項目