第266代目ローマ法王にベルゴリオ枢機卿決まる

【2013年3月14日】

「フランチェスコ1世」を名乗る第266代ローマ法王・ベルゴリオ枢機卿(2008年)
システィーナ礼拝堂

時事通信によると、2月に退位したベネディクト16世の後継を決めるローマ法王の会議「コンクラーベ」で、3月13日(現地)、第266代目のローマ法王が決定した。

読売新聞によると、コンクラーベ第2日目に当たる13日は第2-5回目の投票が、バチカン市国にあるシスティーナ礼拝堂で行われ、第5回目の投票が終わった現地午後7時05分(日本時間14日午前3時05分)ごろ、同礼拝堂から新法王が決定したことを外部に告げる白煙があがり、サンピエトロ大聖堂からは鐘が鳴らされた。

毎日新聞によると、その後第266代目ローマ法王にアルゼンチン枢機卿(すうききょう)であるベルゴリオ氏を選んだことを正式に発表。ベルゴリオ氏は「フランチェスコ1世」としてローマ法王に就任する。中南米出身者からローマ法王が選出されたのは史上初である。

日経新聞によると、今回のコンクラーベはベネディクト16世が2月で退位したことを受けて12日から開幕したもので、1000年以上にわたったヨーロッパ出身者以外の枢機卿が選出されるかどうかが注目されていた。

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