崇礼門が火事で崩壊、放火か - 韓国ソウル

【2008年2月14日】


朝日新聞産経新聞などによると、韓国時間2月10日午後9時前 (KST=UTC+9) 、韓国ソウル市中心部に位置する崇礼門(通称:南大門)から不審火があり、火災事故が発生した。消防隊が出動し、いったんは鎮火完了と判断するも、消火しきれなかった火元から再び炎上、翌11日未明、崇礼門の崩壊に至った。なお、怪我人や死傷者は出なかった。

消火活動が不徹底になった要因について、産経新聞はYTNテレビを含む韓国メディアの報道として、朝日新聞は韓国の通信社・聯合ニュース (Yonhap News) の報道として、文化財庁からの要請で慎重な消火活動に留めるように消防当局が依頼され、初期段階での消火活動を抑えたため、との見方を伝えている。

付近に火の気はなく、韓国のメディアによると、警察は照明装置からの失火と不審者による放火の両面で捜査を始めている。

ソウル市の公式サイトに掲載されている説明によると、1398年に完成した崇礼門はソウル市における最古の木造建築物で、韓国の国宝第1号に指定されている。

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