伊スポーツ裁上訴審、サッカー4チームの処分軽減を判決

【2006年7月27日】

イタリアのデータスポルト紙によると、サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)の不正疑惑事件をめぐり、同国サッカー協会のスポーツ裁判所は25日(日本時間26日)上訴審判決で、14日の第1審判決から処分を軽減した判決を下した。第1審でセリエBへの降格とされたフィオレンティーナラツィオの2クラブはセリエA残留となった。2006-2007シーズンはフィオレンティナが減点19、ラツィオが減点11、第1審でセリエA残留が決まっていたACミランは減点15から8へと軽減された。さらに2005-2006シーズンの減点が3チームとも30点となり、ミランは3位扱いでチャンピオンズリーグ出場が認められた。

ユベントスはセリエBへの降格と2004-2005、2005-2006シーズンのスクデット剥奪は覆らなかったが、2006-2007シーズンの減点が30から17へと軽減された。

ANSA通信-共同によれば、ユベントスのコボリジリ会長はセリエBへの降格を不満として、さらに上訴する方針を25日明らかにした。日刊スポーツ新聞によれば、チームにはラツィオ州裁判所に上訴する権利がある。

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