「ライブドアの堀江貴文元社長、実刑確定へ」の版間の差分

朝日新聞によると、この決定に対しては異議を申し立てることができるが、認められることはほとんど無く、堀江被告は、第三小法廷が上告を棄却した時点で[[w:刑罰|刑]]が確定し、収監されることになる。読売新聞によれば、今回の決定は、5人の[[w:裁判官|裁判官]]全員一致の結論である模様。

 

 

読売新聞によると、堀江被告は、[[w:2006年|2006年]][[w:1月|1月]]に[[w:逮捕|逮捕]]されて以降、一貫して無罪を主張。[[w:公判|公判]]に於いては、同社が[[w:投資事業組合|投資事業組合]]（[[w:ファンド|ファンド]]）を利用した自社株売却益を売上げに計上したことが違法に当たるかどうかが最大の争点となり、堀江被告側は、「当時、会計ルールは不明確であり、違法との認識は無かった」などと主張していた。しかし、二審の[[w:東京高等裁判所|東京高裁]]は、「ファンドの悪用を防止する会計ルールが確立していなかった点に着目した犯行であり、悪質である」と指摘。また、堀江被告の関与を認めた元同社幹部らの証言などから、堀江被告の違法性の認識や、元幹部らとの共謀を認定。その上で、「堀江被告の[[w:規範意識|規範意識]]は薄弱であり、潔さに欠けるし、反省も窺えない」と、厳しく批判した。