「南米チリでM8以上の地震 太平洋沿岸は津波に警戒を」の版間の差分

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update: 津波警報は太平洋沿岸全域
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USGSの発表では、地震の震源地はチリ中部の[[w:コセンプシオン|コンセプシオン]]から北北東へ約115キロ、震源の深さは約35キロ、地震の規模を示す[[w:マグニチュード|マグニチュード]]は8.8。
 
CNNによると、この地震で[[w:太平洋津波警戒センター|太平洋津波警戒センター]]はチリ、ペルー太平洋全域最大級の津波警報を出した。警戒が出された地域は、アラスカを含む米州大陸側から、ハワイ諸島、日本、ロシアに及んでいる。ロイターによれば米地質調査所はの二国のほかれまでに、チリ・ペルー・エクアドルパナマ等中南米各地および南極で津波を観測した。また時事通信によると、日本の[[w:気象庁|気象庁]]は[[w:太平洋|太平洋]]沿岸に津波が発生する恐れがあるとして、調査している。
 
ロイターCNNによれば、27日早朝、チリの[[w:ミシェル・バチェレ|ミシェル・バチェレ]]大統領は被災地に「大災害地帯」宣言を行った。ロイターによれば、27日早朝、バチェレ大統領はまた通信施設等が破壊され、事態の掌握には時間がかかる見込みを示した。CNNによればバチェレ大統領は首都サンチャゴで建物の倒壊・停電・水道施設の破壊が起こっていると語った。また、CNNによれば、セバスチャン・ピネラ次期大統領は27日午前、少なくとも122人が死亡し、今後さらに犠牲者が判明する可能性があると語った。共同通信によればコンセプシオンでは火災が起き、建物の倒壊がみられる
 
共同また時事通信ほかによればコンセプシオンでは火災が起きている。また時事通信は地元メディア報道として、震源地から約300キロメートルの首都[[w:サンティアゴ|サンティアゴ]]でも建物の倒壊や停電が起きていると伝えた。サンティアゴ国際空港は封鎖された。共同通信CNNは空港再開は3日少なくとも24時間以降になであると報じた伝えている
 
時事通信および共同通信によれば、在チリ日本大使館は日本人の安否確認を行っている。現地27日午前中までに日本人の被害は確認されていない。共同通信によれば、サンティアゴ在住の長期滞在者・永住者約800人のうち8割の安全を確認した一方、コンセプシオンにいる38人のうちほとんどとはまだ連絡が取れていない。
 
共同通信によると、日本では1960年の[[w:チリ地震|チリ地震]]の際に、[[w:北海道|北海道]]や[[w:三陸海岸|三陸海岸]]沿岸を津波が襲い、多数の犠牲者が出ている。CNNは今回の地震の震源地は1960年の地震の震源地から数マイルほどの近さであると伝えている。
 
== 情報源 ==
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|url=http://www.cnn.com/2010/WORLD/americas/02/27/chile.quake/index.html?hpt=T1
|タイトル=Pacific under tsunami threat after massive 8.8 quake strikes Chile
|発行者=CNN|著者=Rolando Santos et al.
|日付=February 27, 2010}}