「高知地裁、聴覚障害を持つ裁判員候補者に対し手話通訳を手配せず」の版間の差分

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{{日付|2010年1月20日}}
{{Wikipediapar|裁判員制度}}
[[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:高知地方裁判所|高知地裁]]で[[w:1月19日|1月19日]]([[w:UTC+9|UTC+9]]、以下同様)から始まった[[w:裁判員制度|裁判員]][[w:裁判|裁判]]で、同[[w:地方裁判所|地裁]]が、[[w:聴覚障害者|聴覚障害]]のある女性に対し、裁判員候補者として出席させながら、この女性に[[w:手話通訳|手話通訳]]者を手配していなかったことが判明した。この女性は、事前に[[w:通訳|通訳]]が必要だと書類で求めていたが、同地裁は見落としていた模様で、これにより、この女性は裁判員の選出から漏れた。同地裁は、女性が帰った後、[[w:ファクシミリ|ファクス]]で謝罪文を送付した。
 
読売新聞によると、同地裁のコメントとして、この女性は19日に、裁判員の選任手続への呼び出しを受け、出席した裁判員候補者31人のうちの1人。この女性は、呼出状に同封されていた事前の質問票に「[[w:手話|手話]]通訳が要る」という欄に丸印を付けた上で返送していたが、同地裁の複数の職員が質問票をチェックしていたものの、印を見落としたという。毎日新聞によれば、選任手続の面談については、[[w:筆談|筆談]]で対応した模様である。最終的に、女性は9人の裁判員(補充裁判員を含む)に選出されなかった。
 
読売新聞によると、この女性、帰り際に、同地裁の職員に対し、「事前に要望していたのに、手配をしてくれなかった。私は[[w:裁判所|裁判所]]が嫌いになりました」と記入したメモを見せたことで、チェック漏れが判明した。
 
毎日新聞によると、同地裁総務課は、「十分に対応できず、御本人にも高知県聴覚障害者協会にも迷惑を掛け、申し訳無い。今後は、こういうことが無いよう、チェック体制を強化したい」とコメントしている。