「ノエビア副社長兼常盤薬品工業社長が退任、ストーカー規制法違反で逮捕」の版間の差分

[[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:産経新聞|産経新聞]]によると、[[w:兵庫県警察|兵庫県警]]生活安全企画課は、以前交際していた女性の夫に対し繰り返し嫌がらせの[[w:電子メール|メール]]を送信したとして、[[w:ストーカー行為等の規制等に関する法律|ストーカー規制法]]違反や[[w:脅迫罪|脅迫]]などの容疑で、[[w:大倉尚|大倉尚（おおくら・ひさし）]][[w:被疑者|容疑者]]（43歳）を、2月2日（[[w:UTC+9|UTC+9]]、以下同様）に逮捕した。逮捕時、大倉容疑者は[[w:東京証券取引所|東証]]2部上場の大手化粧品メーカー・[[w:ノエビア|ノエビア]]の[[w:副社長|副社長]]また同社子会社[[w:常盤薬品工業|常盤薬品工業]][[w:社長|社長]]を務めているた。

読売新聞が報じた兵庫県警の発表によると、大倉容疑者は[[w:2009年|2009年]][[w:10月9日|10月9日]]から[[w:11月19日|11月19日]]にかけ、以前交際していた20歳代の女性の夫で会社員の30歳代の男性に対し、「（女性との交際当時に）一緒に写した写真を[[w:インターネット|ネット]]に流すぞ」と脅したり、写真数十枚を添付したりしたメールを、携帯電話やパソコンに約100回に亘わたり送信した疑いが持たれている。大倉容疑者は、メール送信の際に身元を隠しており、男性から返信が無ないと、「どうするつもりだ」などと返信を要求した。「（女性の）男性関係を周囲にバラす」などと書いたり、女性の行動を監視していることを窺わせたりする内容のメールも送信しており、もと交際相手の女性に対しても同様の嫌がらせのメールを送っていた模様である。被害者の男性が2009年11月に同県警に相談して発覚し、翌2010年1月に[[w:告訴・告発|告訴]]していた。大倉容疑者は、女性が男性と結婚する以前に交際しており、その後、女性が大倉容疑者との交際を断ったことに対し立腹したと兵庫県警は見られている。

読売新聞によると、ノエビア経営企画部広報[[w:情報報告|IR]]グループは、「逮捕の事実は確認が取れたが、詳細は解らない。3日には何らかの形で報告したい」と2日コメント。また、3日には、[[w:大倉俊|大倉俊]]社長が同社ウェブサイトで声明を発表し、た。声明のなかで大倉副社長の逮捕を陳謝し、また、大倉副社長の退任も明らかにした。