「大相撲・琴欧洲初優勝 ヨーロッパ出身力士初の快挙」の版間の差分

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[[w:産経新聞|産経新聞]]によると、[[w:両国国技館|両国国技館]]で行われた[[w:大相撲|日本の大相撲]]・[[w:本場所|夏場所]]の14日目・5月24日に、[[w:琴欧洲勝紀|琴欧洲]]が13勝目を挙げて[[w:ヨーロッパ|ヨーロッパ]]出身力士として史上初めての優勝を決めた。外国人力士の優勝は7人目である。
 
琴欧洲はこの日、[[w:安馬公平|安馬]]を送り倒して勝ったものである。初土俵から34場所目での幕ノ内初優勝決定は、[[w:幕下付出|幕下付出し]]でデビューした力士以外では年間6回の本場所になって以後は史上7位。また[[w:朝青龍明徳|朝青龍]]と[[w:白鵬翔|白鵬]]以外の力士が優勝するのは2006年初場所における[[w:栃東大裕|栃東]](引退)以来14場所ぶりのことである。
 
産経新聞によると、近年の日本の大相撲界は[[w:モンゴル|モンゴル]]出身の32人を筆頭として59人の外国出身力士がおり、そのうち十両以上のいわゆる関取が22人、更に幕ノ内力士は16人もいる。その為、2002年2月以後「外国人力士は1部屋につき原則1人のみ入門を許可する」規制が設けられた。日本人の多くは相撲離れが深刻で素質のある若手の多くは他の競技へ転向する中、外国人力士は[[w:モンゴル相撲|モンゴル相撲]]や[[w:アマチュアレスリング|レスリング]]等から転向する事例が多く、ハングリー精神旺盛な面もあるといわれている。ある日本人力士は「体や力強さには埋められない差がある。相撲の上手さで外国人と渡り合うことは出来るが、あの身体で相撲の技術を身につけられてしまうと日本人はどうしようもない」と嘆いているという。