「マイクロソフト、正規Windows推奨プログラムを正式運用」の版間の差分

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2005年7月26日 (火) 09:48時点における版

【2005年7月26日】

アメリカのマイクロソフト社は現地時間25日、同社が開発・販売するオペレーティングシステム「Windows」の、マイクロソフトから発売されている正規品か、マイクロソフト以外の者が不正にコピー等をして販売している海賊版かを確認するプログラム、「Windows Genuine Advantage」を正式に運用を開始すると発表した。Windowsシリーズの中の、Windows XPWindows 2000を使用しているユーザーが対象。

同社プレスリリースによると、同プログラムを運用する目的は「正規のWindowsソフトウェアの価値を高めることによってお客様がWindows本来の機能を活用できるようにすること」としている。

同プログラムは正式に開始される前からも試験運用されており、同プログラムを使用して確認を行い、正規品を使用していると認められた際には特典として、スライドショー作成ソフトやLZH(LHA)形式の圧縮ファイルを展開できるツールを提供している。

今回正式運用が開始されたことにより、Windowsを最新の環境に更新する「Windows Update」や、マイクロソフトのウェブサイトからソフトウェアをダウンロードできる「Microsoft ダウンロード センター」を利用した際にも同プログラムを使用して正規品かどうかを確認するようになる。また、試験運用中の時ではWindowsに付属されているプロダクトIDという25桁の数字の入力が必要であったが、今回の正式運用からはこれも自動で確認される仕組みになった為入力の必要はなくなった。

また、同プログラムの正式運用と合わせて、Windows XPの偽造品を購入したユーザーがマイクロソフトに、偽造ソフトウェア購入報告書、購入証明書、偽造版CD-ROMの3つを提出すると、同社が適格性があるかどうか判断した上で正規品が無償で提供される制度も開始した。偽造ソフトウェア購入報告書のみを提出した際には、前述と同じく適格性を判断した上でWindows XP Home Edition Windows Genuine Advantage Kitを12,375円(税込)で、Windows XP Professional Windows Genuine Advantage Kitを18,625円(税込)で、送料と手数料とも無料で提供するという。

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