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{{日付|2008年4月25日}}
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読売新聞によると、[[w:日本放送協会|NHK]]の元[[w:アナウンサー|アナウンサー]]・[[w:志村正順|志村正順]]（しむら・せいじゅん。本名は同じ漢字で「まさより」）氏が2007年12月1日死亡していたことがわかった。94歳だった。デイリースポーツによると、死因は[[w:老衰|老衰]]だったという。
両新聞によると、志村氏は東京都出身。1936年にNHKに入り、1943年の[[w:学徒出陣|学徒出陣]]壮行会や1959年の[[w:日本プロ野球|プロ野球]]初の[[w:天覧試合|天覧試合]]だった[[w:読売ジャイアンツ|巨人軍]]対[[w:阪神タイガース|阪神]]の試合の実況などで活躍。特にプロ野球の中継では[[w:小西得郎|小西得郎]]氏（故人）とコンビを組み、「解説者と実況アナウンサー」のスポーツ中継の体裁を確立した事でも知られ、2005年に放送人初の[[w:野球殿堂|野球殿堂]]表彰を受けた。また時事通信によると、[[w:大相撲|大相撲]]中継の実況アナウンサーとしても有名で、[[w:栃錦清隆#横綱昇進と「栃若時代」|栃若時代]]を中心に中継を担当した事もあった。
毎日新聞によると、志村氏の死去に際して元巨人軍の[[w:長嶋茂雄|長嶋茂雄]]さんは「（長嶋さんが）若かった時代によく実況して頂きました。小西さんとのコンビが人気だったのを思い出します。今のスポーツ中継の原型をつくり、ファンの関心を高めたという意味で貢献された方だと思う」と話している。また大相撲放送を担当した元NHKアナウンサー・[[w:杉山邦博|杉山邦博]]さんは「私が1953年に入局した時、小西さんから放送席で直々指導を受けました。『（小西さんは）僕はラジオ時代の人』が口癖でラジオの実況に自負を抱いていた」と話している。
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