「JRおおさか東線部分開業」の版間の差分

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朝日新聞によると、JR西日本の関西エリアでの新線開業は1997年の[[w:JR東西線|JR東西線]]以来である。元々この区間が所属する大阪府の[[w:吹田市|吹田市]]から[[w:大阪市|大阪市]]南部を結ぶ「[[w:城東貨物線|城東貨物線]]」を旅客鉄道化する動きは1950年ごろから始まり、沿線の自治体から[[w:国会|国会]]等に請願が行われた。しかし1960-70年代に当時の[[w:日本国有鉄道|国鉄]]が[[w:大阪環状線|大阪環状線]]等都心部の輸送強化を優先したため財政難となり、需要が少ないとされその整備が延期され続けてきた。そして民営化された1999年にようやく着工したが、予定区間の用地買収が遅れたことが響き2004年に[[w:新大阪駅|新大阪]]~久宝寺間の全線開業を断念し、今回の部分開業となった。
 
今回の部分開業により、JR西日本は「奈良から大阪[[w:梅田|梅田]]方面のアクセスが便利になる」と期待しており、特に今回の開業で朝・のラッシュ時に[[w:大和路線|大和路線]]・奈良駅から当路線~[[w:片町線|学研都市]]・東西線経由で[[w:尼崎駅 (JR西日本)|尼崎駅]]を結ぶ直通快速列車を1日当たり4往復することになっている(中国新聞によると、この他区間運転の普通電車が1日67往復運転される)が、奈良市の都市計画課は「4往復だけではメリットといえるかどうか」と不安視している。加えて、2009年には[[w:阪神なんば線|阪神なんば線]]・[[w:三宮駅|三宮]]~[[w:近鉄奈良線|近鉄奈良線]]・[[w:近鉄奈良駅|奈良駅]]との直通運転も始まる予定で、おおさか東線の収支見込は厳しいという見方もある。また2012年を目指している新大阪~放出間の開業で新大阪~奈良が一本で結ばれるが直通運転の営業を実施するかは未定とされている。
 
== 出典 ==