「国連安保理の中南米枠、パナマに決定」の版間の差分

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[[Image:2006_UN_Security_Council_Vote_Guatemala_vs_Venezuela.png|right|thumb|300px|グアテマラ(青)とベネズエラ(赤)の得票の推移。パナマが擁立されるまでの47回の投票の結果を示す。上部の水平線は当選に必要な128票。(GFDL)]]
[[Image:UN_security_council_2005.jpg|right|thumb|250px|国連安全保障理事会議場(資料、GFDL)]]
[[Image:LocationPanama.png|right|thumb|250px|パナマの位置]]
{{日付|2006年11月9日}}
 
[[w:国際連合総会|国際連合総会]]は7日、[[w:国際連合安全保障理事会|安全保障理事会]](安保理)の次期[[w:非常任理事国|非常任理事国]]の中南米枠として[[w:パナマ|パナマ]]を正式に選出した。時事通信などが伝えた。国際連合によれば、現在の安保理で現在中南米を代表している[[w:アルゼンチン|アルゼンチン]]の後継をめぐって、主に[[w:ベネズエラ|ベネズエラ]]と[[w:グアテマラ|グアテマラ]]が対立していたが、いずれの国も当選に必要な3分の2の得票率(128票)を獲得する事ができずにいた。
 
国際連合の発表などによれば、先月16日から31日に至るまで、極めて異例の47回にも及ぶ投票が行われたが、いずれの候補も128票には及ばず、膠着状態が続いていた。ウィキペディア英語版によれば今月1日、ベネズエラ・グアテマラ両国の外相が、同日の投票の中止を要求する共同声明を発表した。その後、VOAの報道によると、両国は[[w:エクアドル|エクアドル]]の国連大使の仲介の元、中立案として[[w:パナマ|パナマ]]を擁立して膠着状態から脱却する事で合意したと発表。中南米諸国もこれに一致して同意し、総会の第48回目の投票でパナマが164票を集め、正式に選出された。
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Bloombergによれば、ベネズエラ大統領の[[w:ウゴ・チャベス|ウゴ・チャベス]]氏は国連総会において、[[w:アメリカ合衆国|アメリカ合衆国]]大統領の[[w:ジョージ・W・ブッシュ|ジョージ・W・ブッシュ]]氏を「悪魔」と呼ぶなど強硬な反米路線を打ち出している。国際連合によれば、ベネズエラの代表は「ベネズエラは安保理内での独立した声となるため立候補した」と語っており、ウィキペディア英語版によれば、ベネズエラの今回の立候補は[[w:アラブ連盟|アラブ連盟]]や[[w:アフリカ連合|アフリカ連合]]の加盟国の多数から支持されていた。ベネズエラは過去に4回、理事国となった事がある。
 
一方で、グアテマラは米国をはじめとして[[w:メキシコ|メキシコ]]や[[w:西ヨーロッパ|西ヨーロッパ]]諸国から支持されていた。同国は国連設立時に[[w:国連憲章|国連憲章]]に署名した50ヶ国のうち、未だ安保理に属した事のない6国のうちの1つである。国際連合によれば、同国代表は今回理事国となれなかった事は残念だとした上で、2012年から2013年の任期で再選される事を目指すと語った。
 
中立候補として挙げられたパナマは過去に3回、非常任理事国となった事がある。
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|日付=2006年10月11日}}
 
{{Category-7|北アメリカ|南アメリカ|パナマ|グアテマラ|ベネズエラ|アルゼンチン|エクアドル|政治|国際政治|こくれんあんほりのちゆうなんへいわくはなまにけつてい}}
 
{{査読中}}