「ウガンダ、オボテ元大統領の遺体が帰国」の版間の差分

亡命中に病死した[[w:ミルトン・オボテ|ミルトン・オボテ]]元ウガンダ大統領の遺体が、[[w:ウガンダ|ウガンダ]]に帰国した。18日のBBCが伝えた。オボテ前大統領は1985年にクーデターのため国外に逃亡していた。

BBCによれば、遺体はオボテ元大統領が亡くなった南アフリカ共和国から空輸され、[[w:エンテベ国際空港|エンテベ国際空港]]に到着した。棺には国旗が掛けられ、警察の儀杖隊が付き添った。この後、棺は議会に安置され、議会による追悼会のあと、来週月曜（24日）に国葬が行われる。

オボテ元大統領は生涯に二2回亡命生活を送った。首相だった1966年、大統領と副大統領を追放して政権を奪取、憲法を停止して一党独裁体制を築いた。その後[[w:イディ・アミン|イディ・アミン]]参謀総長（当時）にクーデターで追われ、タンザニアに亡命を余儀なくされた。のち、アミン大統領の失脚後に帰国し、再び大統領となり、再び一党独裁に基づく強権的な政治運営を行った。1985年再び国軍内のクーデターにより政権を失い、ケニヤに逃亡した。その後、ザンビアに亡命していたが、病気治療のため入院した南アフリカの病院で10日死去した。80歳だった。

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