「整備新幹線の未着工3区間、着工認可へ」の版間の差分
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{{日付|2011年12月27日}}
{{Wikipediapar|整備新幹線}}
{{2011鉄道関連ニュース}}
[[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:産経新聞|産経新聞]]によると、[[w:日本政府|日本政府]]は、[[w:北海道新幹線|北海道]]・[[w:北陸新幹線|北陸]]・[[w:九州新幹線|九州]]の[[w:整備新幹線|整備新幹線]]未着工3区間について、新規着工する方針を決定した。
両報道によると、安定的な財源確保や、収支採算性など5つの着工条件を満たす目途が立ったためであるとしている。
読売新聞によると、[[w:国土交通省|国土交通省]]は、これら3区間について[[w:2011年|2011年]]度内にも正式に着工を認可し、[[w:2012年|2012年]]度に着工する方針である。また、産経新聞によると、国交省は認可に先立ち、有識者検証会議を開いた上で、投資効果などを検証して確認することにしている。
読売新聞によると、未着工区間は、[[w:北海道新幹線|北海道新幹線]][[w:新函館駅|新函館]]-[[w:札幌駅|札幌]]間、[[w:北陸新幹線|北陸新幹線]][[w:金沢駅|金沢]]-[[w:敦賀駅|敦賀]]間、[[w:九州新幹線 (長崎ルート)|九州新幹線長崎（西九州）ルート]]の[[w:諫早駅|諫早]]-[[w:長崎駅|長崎]]間。このうち、九州新幹線長崎ルートは工事中の[[w:武雄温泉駅|武雄温泉]]-諫早間と一体的に整備する方針である。
産経新聞によると、これら3区間の整備計画は[[w:1973年|1973年]][[w:11月|11月]]に決定された。新規着工されれば、[[w:2008年|2008年]][[w:3月|3月]]に認可された長崎ルートの武雄温泉-諫早間以来のこととなる。
産経新聞によると、建設期間から想定される各区間の開業時期は、諫早-長崎間が[[w:2022年|2022年]]度、金沢-敦賀間が[[w:2025年|2025年]]度、新函館-札幌間が[[w:2035年|2035年]]度。総事業費は、建設期間の見直しなどが実施されたことにより、約2兆7,500億円から約3兆100億円に増額した。
読売新聞によると、整備新幹線の整備に掛かる[[w:日本|国]]の財政負担を現状の年706億円よりも増やすことなく建設するため、建設期間を延長する「[[w:苦肉計|苦肉の策]]」（国交省幹部による）を取ることにした。通常10年間程度とされる工期を、北海道新幹線は24年間、北陸新幹線は14年間とする。
産経新聞によると、国交省は、(1)収支採算性、(2)投資効果、(3)[[w:在来線#並行在来線問題|並行在来線]]の[[w:JR|JR]]からの経営分離についての沿線[[w:自治体|自治体]]の同意-など5つの条件が満たされたことを確認次第、区間毎に認可・着工を認めるとしている。
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