「ロシアのリオ五輪参加、競技団体ごとに判断へ - ロシアのドーピング不正を巡り」の版間の差分

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今回の決定を受けて、ロシアの[[w:ヴィタリー・ムトコ|ヴィタリー・ムトコ]]スポーツ大臣はIOCの決定を評価する考えを示した上で、各競技団体が選手の出場を最大限認めることを期待すると表明している<ref name="asahi1"/>。リオデジャネイロオリンピックの[[w:カルロス・ヌズマン|カルロス・ヌズマン]]組織委員会会長は、「選手の出場はIOCと各競技団体が決めることであり、組織委員会はその決定に従い選手をしっかり迎えたい」と述べた上で、「組織委員会として、ドーピングをなくす政策を支持し、クリーンな選手を尊重する」と述べた<ref name="nhk1"/>。一方で、アメリカアンチドーピング機構のトラビス・タイガート会長は「ロシアの組織的不正に対して、クリーンな選手や内部告発者が勇気を持って対峙してきたが、IOCはリーダーシップを取ることを拒否した。クリーンな選手の権利に大きな打撃を与えるものだ」とした声明を発表し、IOCの姿勢を強く非難した。また、内部告発したユリア・ステパノワ選手の出場が認められなかったことに対して、[[w:スポーツ仲裁裁判所|スポーツ仲裁裁判所(CAS)]]の裁定に反するもので、今後の内部告発を留まらせるものだ」と批判している<ref name="nhk1"/>。
 
ロシアのドーピング不正に関しては、[[w:ドイツ公共放送連盟|ドイツ公共放送連盟(ARD)]]が2014年12月に放送した番組でロシアの陸上選手が証言したことで明らかになり、2015年11月にはWADAの第三者委員会がロシアの陸上競技に関して組織的不正を認定、国際陸連が暫定資格停止処分を決めていた。今月には、WADAの調査チームが[[w:ソチオリンピック|ソチオリンピック]]においてドーピング陽性だった選手の検体が変えられていたことを指摘、ロシアが組織的不正を行っていたと認定していた。また、2016年5月には[[w:ニューヨーク・タイムズ|ニューヨーク・タイムズ]]誌などはソチオリンピックでロシアが獲得したメダルのうち15個あまりに関して不正の疑いがあると報じていた<ref name="nhk1"/>。
 
== 競技団体の反応 ==