「門別競馬場で「レディースDAY」が初開催」の版間の差分

8月14日に[[w:北海道|北海道]]の[[w:門別競馬場|門別競馬場]]でイベントデーとなる「レディースDAY」が開催された<ref name = "道新16" />。「レディースDAY」は今回が初めての試みであり、「シュエット・ジュマン・フェスティバル」（素敵（すてき）な牝馬の祭り）による企画の一つとして立案された<ref name = "道営" />。

前年までは「夏のケイバまつり」としてイベントが組まれてきた<ref name = "道営" />。今回「レディースDAY」や「シュエット・ジュマン・フェスティバル」というイベント構想が立案されたことの背景として、門別競馬場で開催されてきた「[[w:ブリーダーズゴールドカップ|ブリーダーズゴールドカップ]]」が牝馬限定競走に条件変更されたことが要因の一つとしてある<ref name = "道営" />。事情をさらに掘り下げると、北海道ならではの「牝馬資源」という側面が浮かんでくる。[[w:ホッカイドウ競馬|ホッカイドウ競馬]]を運営している道軽種馬振興公社によると、道営競馬へ所属している競走馬のうち約800頭のうち牝馬が4割を占め、さらに内訳を2歳馬へ限定すると6割にまで達するという<ref name = "道新2" />。道軽種馬振興公社の見解は「流通上、牡馬が先に売れていく。牝馬は結果的に生産地に残る傾向にある」という<ref name = "道新2" />。その「牝馬資源」を活かし、門別競馬場を特徴付ける形でイベント構想・企画が練られたものである。「レディースDAY」当日には2歳牝馬の限定競走「フルールカップ」の新設がなされ、14日に行われる12競走のうち、4競走が牝馬限定として構成された<ref name = "道新2" />。なお「シュエット・ジュマン・フェスティバル」は8月5日から14日までの10日間にわたり計画された<ref name = "道営" />。