「作曲家・佐村河内守氏の楽曲、実は他人に委託していた」の版間の差分

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{{日付|2014年2月6日}}
産経新聞によると、[[w:広島市への原子爆弾投下|広島への原爆投下による大空襲]]の被害者2世(被爆2世)で、[[w:聴覚障害者|両耳の聴覚がない]][[w:作曲家|作曲家]]として知られた[[w:佐村河内守|佐村河内(さむらごうち)守]]氏(50 [[w:横浜市|横浜市]]在住)が作曲したとされる主要楽曲の多くが、佐村河内氏本人ではなく、別の音楽家に楽曲を依頼していたことを、佐村河内氏の代理人の弁護士が2月5日未明明らかにした。この中には「交響曲第1番 HIROSHIMA」や、[[w:高橋大輔|高橋大輔]]選手が[[w:フィギュアスケート|フィギュアスケート]]の[[w:ソチオリンピック|ソチオリンピック]]ショートプログラムで演じるときに使用するとしている「[[w:ヴァイオリン|バイオリン]]のためのソナチネ」も含まれていたという。
 
東京新聞が佐村河内氏の代理人の話として伝えたところでは、「作曲した人物の側にも、作曲者として表に出辛い事情があると聞いており、佐村河内氏が自らを単独の作曲家として表記するようになった」としており、佐村河内氏本人も、「言い訳のできないこと」と深く反省している。佐村河内氏は聴覚がないことから、「現代の[[w:ベートーヴェン|ベートーベン]]」とたたえられ、マスコミでも数多く取り上げられていた。公式サイトによれば、同氏は高校生の頃から聴覚障害を患い、30代半ばで完全に聴覚を失い聞こえない状態となっていたが、このころから、映画やテレビゲームの音楽の作曲を手掛け、[[w:日本放送協会|NHK]]のテレビ番組「[[w:NHKスペシャル|NHKスペシャル]]」においても「魂の旋律~音を失った作曲家」と題した同氏を主人公としたドキュメンタリーが製作された他、情報・報道番組でも取り上げられた。しかし、この他人への作曲委託問題を受けて、NHKは2月5日放送の[[w:NHKニュース|ニュース番組]]で過去の取材過程でそれに気付けなかったとして、謝罪放送を行った。また「[[w:NHKオンデマンド|NHKオンデマンド]]」でも先述の「魂の旋律」の配信を取りやめた。