「パプアニューギニアでM7.3の地震 津波の心配はなし」の版間の差分

9月9日、パプアニューギニアの海底でマグニチュード7.3の地震が発生した。毎日新聞他が報じた。報道によると地元当局者は、津波の心配はないとしており、また被害は報告されていないとしている。またロイター通信も、米国太平洋津波警告センターが津波の心配はないとしていると伝えた。

しかし一方、毎日新聞の英字サイトは、地元当局者の発言として、震源地に近い離島の小さな村が被害を蒙った可能性を伝えている。同紙によれば、また首都ポートモレスビーの国家災害対策局ポール・ポプナ局長は、劣悪な通信環境のため、被害の把握には少なくとも12時間が必要と語っている。またロイターによれば、関係機関は、この規模の地震でも地域での小規模な津波の恐れがあると指摘している。

毎日新聞によれば、米国地学観測局によると観測では、震源地はパプアニューギニアのニューアイルランド州沖の海底、地下96キロメートル。地震の発生は現地時間午後5時25分（日本時間で同時刻）だった。一方、ロイター通信は、香港観測所が地震の発生を世界協定時7時35分（日本時間午後5時35分）と発表したと伝えた。震源地は、ポートモレスビーからは東南東に870キロメートル離れた地点とな伝えられている。

|発行者=Mainichi ShinbunInteractive

|発行者=Reuters

|日付=2005年○9月○9日}}