「フランス・パリ郊外で列車が脱線し6人死亡」の版間の差分

[[w:時事通信|時事通信]]が[[w:AFP通信|AFP通信]]の話として伝えたところによると、[[w:鉄道事故|事故]]現場を訪れた同国の[[w:ジャン＝マルク・エロー|エロー]][[w:フランスの首相|首相]]は、この事故で6人が死亡、30人が負傷し、負傷者のうち8人は重傷であることを[[w:記者|記者]]団に対し明らかにした。在フランス[[w:日本大使館|日本大使館]]によれば、死傷者に[[w:日本人|日本人]]が含まれているとの情報は無い模様である。同国の[[w:新聞|新聞]]、[[w:ル・パリジャン|ル・パリジャン]]の[[w:オンライン新聞|電子版]]は当初、この事故の犠牲者数が8人だと伝えていたが、その後修正した。

時事通信が同国の[[w:報道機関|メディア]]の話として伝えたところによると、事故を起こした列車は約370人の乗客を乗せ、高速で[[w:ブレティニシュールオルジュ駅|ブレティニシュールオルジュ駅]]を通過したが、その際、7両[[w:編成 (鉄道)|編成]]のうち6両が脱線。さらに、一部の車両は横転し[[w:プラットホーム|プラットホーム]]上に乗り上げた。[[w:フランス国鉄|フランス国鉄]](SNCF)のペピ総裁は、最初に脱線したのは3両目と4両目であると記者団に対し説明した。

また、時事通信の別報道によれば、SNCFの当局者は、[[w:分岐器|分岐器]]の切り替えの際に使用されるスイッチの故障が事故原因である可能性が高いとの見方を示した。[[w:鋼|鋼鉄]]製のスイッチの接続部分が破損していた模様で、同種の装置は全国約5,000カ所で用いられており、SNCFでは事故を受け点検を進めている。