ナンセン難民賞、日本人初受賞

【2006年7月6日】

国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)は4日、2006年のナンセン難民賞を北海道の富士メガネ会長、金井昭雄氏(63)に授与することを発表した。同氏が1983年より行っている難民や避難民への視力検定や眼鏡の提供をつうじた人道支援活動の貢献を評価したもので、日本人としての受賞は初めて。なおナンセン難民賞は難民の支援活動を行った個人または組織を選び授与される賞で、1954年に創設され、名称は初代難民高等弁務官であったフリチョフ・ナンセンに由来する。 同賞の受賞式は今年10月初旬にジュネーブで行われる予定。

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